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  1. 1

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:1-12

    الوصف: 今日の大学には、教育の質保証と社会的説明責任とを果たすとともに、「学修者本位」の教育実現に向かうことが要請されている。「何をどの大学で学んだか」ではなく、「何を学び、何を身につけ、現時点でどこまで活用できる」ことを学生自身が認識・把握し、さらには将来展望を含めて自ら説明できる人材に育成することが大学の使命のひとつである。そのためのエビデンス提示として、各大学では学修成果の可視化に向かって多様な取り組みを試みている。本稿では、崇城大学における学修成果の可視化に関する議論に資するために、①GPAを多様な角度から分析した学修成果の伸びの可視化、②「学生の到達度目標」と「学科・大学のDP各項目」とをリンクしたうえで、「学修到達度レポート」の自己評価を数値化してDPの到達度を定量化する間接評価方法を提案する。とくに、②の間接評価と直接評価とを組み合わせる可視化システムの有効性を示した。またこのシステム構築の検討プロセスと、それに関連する本学の潜在的な問題とを提示した。それらの解決のために教職員が協働作業に努めることで、学士課程教育、教育の質保証、ひいては教学マネジメント確立への理解と必要性とを認識し、ともに当事者として行動的な位置に立つことに期待する。

  2. 2

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:71-80

    الوصف: アクティブラーニングは教育手法の1つであり、その学修効果が期待されている。日本の大学教育でも、アクティブラーニングの導入は教育改革促進のテーマの1つとして推奨され、その理解と実践が急速に広まっているが、様々な課題や問題点など、教育現場からの厳しい意見も聞かれている。本研究では、異なる分野(英語教育と工学部専門教育)の教員が協力し、知識や技術の習得、あるいは国家試験に関する学修を伴う理系学科において効果的な導入方法について検討した。米国の教育サイトで紹介されているアクティブラーニングの実践ツールを改変し、「3-2-1メソッド」として大学の理系クラスで導入し、講義形式が中心となる科目でのアクティブラーニング活動の事例を報告する。また、このツールの効果について3つの学生グループに対しアンケート調査を実施し、それを基に評価を行った。その結果、当該ツールが、理系の授業科目において、学修内容の理解に役に立ち、さらに他の科目の学修においても当該ツールの活用の汎用性が示唆された。調査結果を基に考察し、講義形式が中心となる授業において、学生への効果と教員負担を考慮したアクティブラーニング導入について提言する。

  3. 3

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:33-40

    الوصف: 実用金属のなかで最軽量であるマグネシウム合金は、軽量化を目的として、自動車や携帯電話など多くの分野への実用展開が進んでおり、持続的社会に対して必要不可欠な実用金属となっている。しかしながら、マグネシウム合金には、引火や発火がしやすいといった欠点があるため難加工材として知られており、加工技術の研究開発は重要な取り組みとなる。例えば、レーザ加工においては、機械加工の課題であるマグネシウム合金の切りくずの後処理を検討する必要がない。また、無負荷加工であるため、柔らかいマグネシウム合金であっても薄板や長尺品の加工が可能となる。本研究では、Qスイッチパルスファイバレーザを用いて、汎用的に使用されているマグネシウム合金MS-AZ31Bの薄板に対して、レーザ光を重ね走査することでレーザ切断加工の可能性について検討した。レーザ重ね走査回数に対する切断加工特性を評価した結果、レーザ重ね走査回数5回以上のレーザ高速走査において、最大切断溝幅0.25 mm程度、最大デブリ高さ0.25 mm程度、最大ドロス高さ0.05 mm程度の熱影響が抑制された高品質な切断加工が可能であることが明らかとなった。

  4. 4

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:91-98

    الوصف: 崇城大学では、本年度より、新入生の物理学に関する基礎学力を調査し、その結果を基に1年次前期「基礎物理学」の適切なクラス分けを行うことを目的として、物理学のプレースメントテストを実施することになった。プレースメントテストは、物理学に必須となるベクトル・微積分に加え、工学部(ナノサイエンス学科を除く)・情報学部では力学、ナノサイエンス学科・生物生命学科では熱、電磁気、波動の内容を出題した。このプレースメントテストの出題内容、正答率と成績との相関や概念調査問題紙の結果との相関などを分析した。その結果、いくつかの問で改善が必要であるものの、実施したプレースメントテストは、物理誤概念の抽出や学生の苦手な箇所を調査することができ、学生の実態に即したクラス分けに概ね有用であることが示唆された。

  5. 5

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:81-84

    الوصف: 物理学実験で実施している「光の波長測定」の改善を試みた。従来の実験では,回折格子の格子定数の値を既知として与えて,半導体レーザー光の波長を決定していた。今回の改定では,最初に,He-Neレーザーを用いて波長測定に用いる回折格子の格子定数を決定して,次に格子定数を決定した回折格子を用いて半導体レーザー光の波長を決定するようにした。また,実験で用いる回折格子の格子定数と半導体レーザー光の誤差の評価を行った。

  6. 6

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:99-112

    الوصف: 令和2年度から続くCOVID-19の感染拡大を受け、遠隔授業を含めた様々な授業形態が実施されてきた。令和2年度に引き続き、非同期的なオンデマンド型方式による遠隔講義が継続されたが、それとともに、感染拡大防止の方法が徐々に確立され対面講義も復帰してきた。そして、遠隔講義と対面講義のバランスによって、7種類に分類された講義形態が崇城大学では一般的に確立されており、各科目の特性に応じて講義が実施された。令和3年度においては、ベストティーチング賞(BTA)の枠組みが、令和元年度と同様のものになり、受講者数による区分とSILC教員の区分で表彰された。多くのBTA受賞者は、学生の授業受講への不安を払拭したり、学生と教員、学生間のコミュニケーションを促したりすることで、授業への取り組みを向上させる工夫が見られた。さらに、学生への丁寧な対応や学生に敬意を払うことなど、学生を一人の大人として取り扱っていくことも重要視された。このように学生に対して謙虚に対応する姿勢や熱意が、授業改善や授業技術の向上に影響をもたらしており、各教員の施策が学生を高いモチベーションへと促していることが示唆された。

  7. 7

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:49-70

    الوصف: 本稿では、教職課程の集大成の科目である「教職実践演習」について、これまでの本学における実態をふまえた上で、令和3年度の取組状況を振り返り、諸課題の認識とともに改善に向けての具体的な考察を行った。課題を整理・考察する際、「教職実践演習」の取組上の課題だけにとどめるのではなく、専門学科や初年次教育との接続関係を補助線としながら広く本学教職課程全体の課題の素描を試みた。本学における「教職実践演習」の大きな課題は「履修カルテの活用」であった。換言すれば、「振り返り/省察」(Reflection)を促す機会とその実質化が本学教職課程における大きな課題であると言える。この課題を解決していくために、専門学科や初年次教育との有機的な連携が今後より一層求められる。

  8. 8

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:13-24

    الوصف: 2021年10月「今後の教育活動の改善に反映させる」ことを目的として、崇城大学学生の採用と本学の就職イベント参加の実績がある企業624社を対象とした就職課企画のWebアンケートを実施した。その結果、本学学生の「汎用的基礎能力」「専門分野の基本的な知識」などDPの習得度について「身についている」と評価した企業は全体の1/3、「専門分野の実践能力」「課題発見能力」「問題解決能力」「論理的思考能力」にいたっては1/4であった。また本学の教育に関しては、「課題解決型教育」「実践的な業務経験教育」「大学と産業界との接続教育」などの実施要望が多かった。これらの指摘は、本学が具体的にどのような教育プログラムを学生に提供し、学生がその成果をどれだけ身につけ、それらを活用できるか、などに対する問いかけであり、大学と実社会とを接続するために重視すべき教育プログラムが求められた、ということである。つまり、本学教育の成果を企業が評価(外部アセスメント)したことにほかならない。それらに応えるための教育プログラムのひとつとして、2019年度カリキュラム上に明確に位置づけた「SOJOプロジェクト教育」の実質的な運用による有効性を述べた。

  9. 9

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:25-32

    الوصف: 本研究の目的は、本学の初年次学生における生活状況について調査し、健康および生活習慣との関連を検討することであった。令和3年度に入学した初年次学生を対象に健康度・生活習慣診断検査と生活状況(部活・サークル参加、アルバイト時間、通学時間、居住形態)の調査を行った。生活状況による健康度・生活習慣得点の違いを検討したところ、部活・サークルに参加していない学生と文化系に所属している学生において「運動」得点が低く、アルバイトをしている学生において「食事」と「休養」の得点が低く、長時間通学をしている学生において「休養」の得点が低かった。この結果を受けて、今後、本学学生に対して生活習慣改善の介入を行う際には学生の生活状況に応じたプログラムを準備する必要があることがわかった。

  10. 10

    المصدر: 崇城大学紀要 = Bulletin of Sojo University. 48:41-48

    الوصف: 近年、急激な18歳人口の減少に伴い、大学は定員充足の観点から大学全入時代と称されている。これに伴う入学者全体の学力低下が著しく、10年以上前から学力の二極化が顕在化している。特に私立大学では、退学者低減を意識するあまり、教員は低学力層への教育的対応に追われ、講義内容の希薄化を招き、在学生の質保証が困難になるという“負のスパイラル”に陥るケースは少なくない。このような背景から本学では教育刷新プロジェクトSEIP(Sojo Educational Innovation Project)が2010年に答申された。この答申はガイドラインではなく、教員および学生の意識改革を基本とし、学生と教員の双方向教育によって学生個々の能力を引き出すための教育の方向性を示した指針である。この理念を踏まえ、本学機械工学科では学生自身の持つ能力に“気づき”を与え、専門知識を活用できるアクティブラーニングを盛り込んだ“緩やかなコース制”を有するカリキュラムを再構築し、2013年度から運用を開始した。本報告では、そのカリキュラムを紹介するとともに教育実績と今後の課題について記述する。